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2007.08.08更新

特集:2007年新規認定4サイト・責任者インタビュー
(3)株式会社村田製作所
    野洲事業所(滋賀県野洲市大篠原)

 
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谷 和行 氏(事業所長代理)


 
-----村田製作所さんの野洲事業所では、Excellent Stage 3の認定を受けられましたが、ご感想はいかがですか。

 これまで20年にわたって続けてきたわたしどもの取り組みが、客観的に評価されるということで、当初は不安もありました。結果として、高い評価をいただくことができて、大変光栄なことです。SEGESの認定は貴重なものだと思っておりますので、関わってきた関係者一同の、自信と励みになります。
 

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-----ここは周囲にも緑が多くて、敷地境界には川も流れていて、環境にも恵まれていますね。

 わが社では創業者の緑化に対する思いが、全社の緑化方針に込められています。これを基に各事業所がそれぞれ独自の緑化計画を推進しているのですが、野洲事業所でもこれに則り、まずひとつの大きなテーマとして、自然環境との共生を掲げているのです。
 敷地のすぐそばを流れる光善寺川の官地緑化の取り組みについても、関係官庁の許諾をいただいたうえで、周辺の景観を意識した整備を心がけています。これは、自社の敷地の緑化を進めても、すぐそばの官地との関係がアンバランスでも具合が悪いことになりますので、シャクナゲなどを植栽し、一体的に整備を進めたほうがいいのではないか、との考えによるものです。
 敷地外からの観賞を意識した景観形成を考えたもので、わが社では「逆借景」などといっています。
 フェンスもむきだしでなく、できるだけ緑で覆うようにしています。
 このことは、もうひとつのテーマである「地域との交流と調和の重視」にもつながると考えています。
 

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-----地域との交流では、どんなことをやっておられるのでしょうか。

 シャクナゲ観賞会では、シャクナゲの開花時期に構内緑地の一部を開放して、苗木の即売会やバザーなどのイベントも行なっています。こどもたちを対象にした環境問題クイズなどを織り込んだ講習会もやっています。バザーの収益で地域の福祉施設に車椅子を寄贈するなど、地域社会とのコミュニケーションの充実をはかっています。

 
-----建物の中にも、コチョウランがたくさんありましたね。

 

 これは、これまでにあちこちからお祝いなどでいただいたものです。それを温室で丹精して育て、毎年花が咲くと事業所に飾っているので、だんだん数が増えてきました。

 

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-----緑地も広くて、構内に果樹園もあれば温室もあり、古代ハスの咲く池やコモウセンゴケの湿地とか、いろいろなゾーンごとに特色があるようですが、今後については、どんなお考えがありますか。

 湿地は、ここに施設をつくる以前からあったもので、自生しているコモウセンゴケは植物学的に貴重な種だそうです。そこで、これをわたしたちの責任として維持管理に努め、保護することにも力を注いできました。
 今後も、敷地内にある湧水を利用した環境の保全に努めていきたいと思います。成果が出てきたら、見学会なども充実させて、地域社会とのコミュニケーションにも役立てていきたいですね。

 

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katsuragi
 お祝いに贈られてきたコチョウランなどを、花が終わった後も大切に育てている姿に感銘を受けました。
 もともと湿地帯であった土地の特質を活かし、人の手を加えていない小さな湿地にモウセンゴケやメダカが自然にいきづいていた様子も大変印象に残っています。また、直接世話をしている若々しい担当の方が、心から植物を愛し、誇りをもって緑化に取り組んでいたことも忘れられません。【葛城奈海】

 

(2007年7月11日収録)